項目名の設定方法は以下3種類の方法が存在します。
- table-col.csv で設定する
- col.csv で設定する
- 項目コメント情報を項目名にする
上記3つの順番は項目名設定方法適用の優先順位でもあります。
(table-col.csvで該当する設定があれば適用、なければ col.csvで該当する設定がないかチェックし、あれば適用、なければコメント情報より設定します。この3つの方法のどれにも論理名が設定されていない場合、論理名には物理名が設定されることになります)
- コメントの適用例
以下はテーブル構造、table-col.csv、col.csv の設定内容による適用結果の例になります。- テーブル構造
-- 組織マスタ CREATE TABLE M0001 ( ORG_CD CHAR(2) NOT NULL COMMENT '組織コード', ORG_NAME VARCHAR(50) NOT NULL COMMENT '組織名', DEL_FLG TINYINT DEFAULT 0 COMMENT '削除フラグ', CRE_REC DATETIME(6) DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP(6) COMMENT '登録日', CRE_EMP_CD VARCHAR(4) COMMENT '登録社員コード', UPD_REC DATETIME(6) DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP(6) COMMENT '更新日', UPD_EMP_CD VARCHAR(4) COMMENT '更新社員コード', CONSTRAINT PK_M0001 PRIMARY KEY(ORG_CD) ) ROW_FORMAT=DYNAMIC COMMENT = '組織マスタ'; -- 社員マスタ CREATE TABLE M0002 ( EMP_CD CHAR(4) NOT NULL COMMENT '社員コード', EMP_NAME VARCHAR(50) NOT NULL COMMENT '社員名', EMP_EMAIL VARCHAR(50) COMMENT '社員メールアドレス', ORG_CD CHAR(2) NOT NULL COMMENT '組織コード', POST_CD CHAR(2) COMMENT '役職種別', DEL_FLG TINYINT DEFAULT 0 COMMENT '削除フラグ', CRE_REC DATETIME(6) DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP(6) COMMENT '登録日', CRE_EMP_CD VARCHAR(4) COMMENT '登録社員コード', UPD_REC DATETIME(6) DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP(6) COMMENT '更新日', UPD_EMP_CD VARCHAR(4) COMMENT '更新社員コード', CONSTRAINT PK_M0002 PRIMARY KEY(EMP_CD) ) ROW_FORMAT=DYNAMIC COMMENT = '社員マスタ';
※コメントの設定はDBによって異なります。(上記はMySQLでの形式)
- table-col.csv
M0002.DEL_FLG,削除フラグ(table-col.csv),この削除フラグはM0002専用の項目です(table-col.csvで設定)
- col.csv
CRE_REC,登録日(col.csv),この登録日項目は、汎用的な項目です(col.csvで設定) DEL_FLG,削除フラグ(col.csv),この削除フラグは、汎用的な項目です(col.csvで設定)
- テーブル構造
- 適用結果
- 組織マスタ(M0001)
※”CRE_REC”は、col.csv に登録されていて、table-col.csv には未登録なので、col.csv の内容が反映されることになります。(CRE_RECにはDDLにカラムコメントが設定されていますが、col.csv が優先されることになります)
- 社員マスタ(M0002)
※”DEL_REC”は、table-col.csv 、col.csv の両方に登録されているので、優先順位の高い table-col.csv の内容が反映されることになります。
- 組織マスタ(M0001)
※その他の項目は、項目コメントの内容が反映されます(動作設定画面:Settings で「Comment To Name」チェックがOFF の場合は項目コメント→論理名の設定は行われません(項目コメント情報を項目名にするを参照))