Oracle Instant Client 設定方法

TNS接続を利用して当ツールでテーブル定義書を生成したい場合、Oracle.ManagedDataAccess.dll (Oracle接続について) の他に Oracleクライアントか Oracle Instant Client をインストールする必要があります。
ここでは、Oracleより無償提供されている Oracle Instant Client のセットアップ方法をご紹介します。
※他のサイトでもセットアップ方法は多数紹介されていると思いますので、そちらを参考にしてセットアップして頂いてもよいかと思います。

セットアップ方法(手順)
  1. Oracle Instant Client ダウンロード
    Oracleサイト (32bit版 or 64bit版 ) からファイル(2つ)をダウンロードします
    (1) instantclient-basic-~.zip / instantclient-basiclite-~.zip (軽) のどちらか
    (2) instantclient-sqlplus-~.zip (TNS接続確認用にツールもダウンロード)
    ※ダウンロードには Oracleアカウントの登録が必要です
  2. モジュール展開
    上記サイトでダウンロードした 2ファイル(zip)を適当なフォルダに展開(解凍)します
    ※以降 C:\Oracle\instantclient\ に展開(解凍)したとしてすすめます
  3. 環境変数設定 (ユーザー変数でもシステム変数でもどちらでも可)
    • Path にモジュール展開したフォルダのパスを追加
      “Path”を選択した状態で「編集(E)…」ボタン

      「新規(N)」ボタンでモジュールのパスを追加
    • TNS_ADMIN 環境変数を追加
      「新規(N)…」ボタン

      値を入力

      変数名(N):TNS_ADMIN
      変数値(V):C:\Oracle\instantclient\


      結果

    • NLS_LANG を追加
      「新規(N)…」ボタン

      • DBサーバーがWindows系の場合
        変数名(N):NLS_LANG
        変数値(V):JAPANESE_JAPAN.JA16SJISTILDE
      • DBサーバーがUNIX系の場合
        変数名:NLS_LANG
        変数値:JAPANESE_JAPAN.JA16EUC

      ※あくまでポピュラーな設定になります。詳しくはサーバー管理者に確認する必要があります。

  4. tnsnames.ora (DB接続情報ファイル)の編集
    tnsnames.ora ファイルを編集してモジュールフォルダ(C:\Oracle\instantclient\)に配置します
    (以下サンプル)

    # 19se
    XEC19 =
      (DESCRIPTION =
        (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = 192.168.1.101)(PORT = 1521))
        (CONNECT_DATA =
          (SERVICE_NAME = sampledb)
        )
      )
    

  5. TNS接続 (アクセス確認)
    コマンドプロンプトで以下コマンドを入力
    C:\> sqlplus user01/password@XEC19

これで、TNS接続でOracleからテーブル定義情報を取得できるようになります。

直接データベースアクセスする方法

DBアクセスして生成するHTMLテーブル定義書サンプルはこちら
ツール概要

●コンテンツ機能(抜粋):SQL一括生成【操作イメージ動画】

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